なかなか出ないことがあります。
そんなときに限って、
消したい考えが、頭の中で、
ぐるぐるめぐっていることが、多いものです。
どうしたら良いのだろうと、悩みます。
それで、
消したい考えを消すための方法を、
いろいろな方から、学ぶようになりました。
その中で、良く実践している、単純な方法は、
頭の中にある、消したい考えを、
全部、書き出すようにしていることです。
「考えるほど重要ではないこと」
「考えれば考えるほど、元気がなくなるようなこと」
「考えたからといって、全く解決されないこと」
それらは全て、頭の中のゴミと言っても、
いいかも知れません。
頭の中にゴミが多いと、
本当に思考が必要なときに、
クリアに考えることはできず、
いいアイデアも浮かびません。
そして、心で人生の豊かさを味わうことから、
どんどん、遠のいていってしまいます。
頭の中に、入り込んでいるデータを、
一旦全て頭の外に出して、
紙やパソコンに書き出すのです。
そして書き出してしまったものを、
もう一度、しっかり見つめて見ましょう。
しっかり見つめるだけで、
心の整理がつきます。
そして、それを頭の中から追い出すということを、
自分に明確にするために、
紙に書いたものだったら、
くしゃくしゃにして、それをゴミ箱へ、
パソコンで書き出したものだったら、
やはりゴミ箱に捨てるか、
ゴミ箱と書いたファイルへ保存します。
そして、もう安心して、
全て忘れてしまうのです。
忘れることができると、
今度は良いアイデアが生まれます。
しかもそれも、紙に書き出したら、
不思議と、頭で「ああ、しないといけない」と
思い続けて、のびのびになっていたことが、
あっという間に、片付いていくではありませんか。
ですから良いアイデアも、
頭の中に、溜めこんではいけない、
ということですね。
毎日、思いついたものは、
すみやかに頭の外に出して、
つまりどこかに書いて、
そして、忘れるべきなのです。
アイデアは外にだすまで、
モヤモヤしていて、具体性にかけます。
アイデアは外にだすまで、
良し悪しを、客観的に判断できません。
アイデアは外に出すまで、
頭の中に、居座りつづけます。
アイデアは外に出すまで、
「次のスペース」が生まれません。
そして頭が空っぽの時に、
次の斬新なアイデアが生まれます。
とにかく、紙に書き出す、
または、パソコンに書き出す、
というこの単純な作業から、
始めてみてはいかがでしょうか。
○今回の新人賞を獲るポイント
「浮かんだアイディアは書き出そう!」